開催日 ： 2013年 9月 29日（日曜日）
開催場所 ： 三井ホール
競技会名 ： イーストジャパン選手権大会
競技区分 ： アマチュア（ DSCJ ）C級 スタンダード
講評担当 ： 武田琢秀 先生
１．フレーム（＝ホールド）→カップルとしての形の美しさ
２．体重移動（＝タイミング）→ムーブメントの滑らかさ及び種目による変化
３．トップスペース→音楽から来る表現力
以上の観点を見ていきたいと思います。
１次予選と２次予選は食事中でした、すいません。
３次予選
ワルツ
１７． 男性の立ち方が良い。ボールで自分自身を感じられているのでは。
体重が上手く使えているカップル。
５０． この中では動きが安定している。２人のヘッドポジションが端正に見える。
７２． ワルツの音の取り方が良い。トップスペースにはあまり意識が行かないのでは？
無理しているように見える。
９６． トップ、タイミング共に、ワルツにマッチしている。
１１１．スタイリッシュなカップル。空間を使ったスウィングをすれば
もっともっとダイナミックに動けるでしょう。
タンゴ
３２． 安定感のある動き。スペースにも乱れが少ない。
時折、床から跳ねるような動きがみられる。
うまく体重が使えていない結果でしょう。
６７． フレームがきれいに見えるカップル。音の捉えどころを工夫して下さい。
９６． ２人のポジショニングがとても良い。音に対しては若干遅れるときがある。
１１２．身長が小さいカップルだが、音に対する感性が良い。
もう少し背中からのトーンを見せて欲しい。
スローフォックストロット
３０． この中では動きが滑らかなカップル。時折、２人が重なって見えるときがあり、スウィングの推進力が阻害されることもある。
３６． 動きがスムーズなカップル。滞空時間から来るスウィングがあればもっと伸びやかになるでしょう。
９６． トップがきれいなカップル。
１０２．この中で動きも良く見えてくるカップル。男性の立ち位置が後ろにあり、推進力が弱くなっている。
４次予選
ワルツ
６２． 良いムーブメントですが、スウィングの方向、振りぬけるまでの時間を考えて。
せっかく良いスタイルで踊り始めても丸まってしまう。
１０１．ローテーションの得意なカップルだと思う。プラス、ビッグスウィングになれば素晴らしくなると思う。
タンゴ
５１． お互いのボディの向け方がまとまっているカップル。但し、ボディに対する頭の位置取りをもっと左に。
動きはTangoらしい。
８８． 上体のすっきりしたカップル。フレームもお互い面していて良いと思う。
お互いの体重の使い方を感じて欲しい。
スローフォックストロット
６７． トップスペースが安定している。動きが滑らか。振りぬける方向を考えて。プッシュアップするライズをしないで。
９１． この中ではトップの美しいスタイリッシュなカップル。
全体に言えることは、体の中から動きがでて、それが外に抜け、そして戻ってくることをイメージしてほしい。
準決勝
ワルツ
７８． ローテーションがうまいカップル。
１７． ワルツの音楽の中でボディフライトがゆったりと取れているカップル。
９６． スペースがクリアーなカップル。タイミングの取り方が良い。
１０４．存在感があるカップル。左アームが少し低くルックスが少しボヤける。
タンゴ
３３． ２人の床に立つ感覚、体重の感じ方が良いカップル。
３５． 動きは悪くないが両ひじが背骨に対してもっとはっきり開いて見せて欲しい。
１００．体重の推進するパワーはとても良いが、フレームが安定しない。手を使う嫌いがある。
１０４．動きはスムーズ。スピードの変化を見せて欲しい。
スローフォックストロット
６６． 滑らかな動きだが、左アームの位置が若干低くなる。そのために動きもクリアーでなくなるので、
その点を修正すればもっと上達すると思う。
８８． 長身で存在感がある。トップスペースを工夫すればもっとダイナミックに見えるのではないか。
決勝
ワルツ
１７． 滞空時間があり、ワルツらしさを見せてくれるカップル。
１０１．回転のうまいカップル。より重厚なスウィングを体得してほしい。
３３． スタイリッシュなカップル。
タンゴ
１０９．お互いの立ち方、タンゴのフレームの作り方がきれいなカップル。
９６． 動きのスムーズなカップルだが、左右のひじのバランスが崩れるのが残念。
スローフォックストロット
３５． ムーブメントが大きく動きが目立つカップル。
残念なのは踊り急ぐところがあり、スローカウントが浅くなってしまう。
１７． ２人の頭の位置取りが上手い。