競技会講評
6月17日 JDCカップ 2012/ DSCJスタンダード 講評
橘ダンススクール/橘 弘子 先生
■ 一次予選
《Waltz》
7番 男子が自分に集中して自信をもって踊っていることはよいことですが、見る人に何か
   を訴えるダンスとなるように意識されればさらによくなるでしょう
8番 しなやかで、丁寧に踊っています
10番 基本的なライズ&フォール、フットワークの勉強をしてほしいと思います
15番 脚は股関節からだけ動くと思っているように見えます。骨盤にも関節があり可動する
   ことを意識するだけで動きが変わってくるはずです
16番 男子の右手が女子の背中から離れており、寂しい限りです。この点を改造することに
   より、より一体感を得られると共にカップルとしてのバランスがとれると思うのですが…
17番 ラインがすっきりとしています。ムーブメントも丁寧で滑らかです
19番 ダンスは音楽があってこそです。音楽を感じ身体の内面からのイメージを身体で表現
   することがダンスの根源であることを思い出してほしいですね

《Tango》
3番 基本的なリズムは合っているのですが、メロディーの区切り、強弱という点にも注意
   されれば、より表現力が増すことでしょう
6番 緊張しているのでしょうか?身体が硬くなっています
7番 女子がしっかり踊っています
9番 男子が女子にもっとボディを与えることができれば、カップルとしての空間が広がる
   でしょう
13番 強弱、そしてアクセントを何処にもってゆくかという研究をして練習してください
14番 音楽に対してよい感性を持っていると思います
15番 二人のスペースが狭いです。男子の右アームが引けているとも見えますし、女子の上
   体が近づきすぎている可能性もあります
16番 スタイルはよいです

《Slow Foxtrot》
3番 ルックスは良いのですが、音楽がとれてないのが残念です
5番 ムーブメントが切れています
9番 ナイスルッキング、動きも滑らかです
10番 股関節のアングルがいつも同じように見えます。使い分けができると良いのですが…
12番 ボディラインに洗練されたものを感じます。首がもう少し伸びるとさらによいでしょう
   丁寧に踊っています
16番 女子が美しいです

《QuickStep》
2番 スタートのタイミングを大切にしてほしいです
3番 SタイミングとQタイミングをしっかり区別してください
4番 音楽に合ったコリオグラフィーにするよう見直したほうがよいかもしれません
5番 タイミングに問題があります

■準決勝
《Waltz》
8番 しなやかな動きをしています。首が伸びればよのですが…
16番 全体に同じ調子に見えます。アクセントを意識するなど、変化をつけることを考えて
   みてください
17番 いい感じです

《Tango》
9番 ボディ全体のラインを意識してください
11番 体幹の使い方を意識してみてください
21番 型にはまっており、恐る恐る踊っているように見えます。崩れることを心配するより、
   ポジティブな踊り方を習得することを目指していただきたいです

《V.Waltz》
16番 女子がよく踊っています
20番 タイミングが遅いです

《Slow Foxtrot》
11番 滑らかでよいムーブメントをしていますが、リバース系の男子前進時サポーティング
   フットに体重のある時間が短かく、リリースが早いため動きが小さくなっています
   この点を改善されればより大きな動きを得ることができるでしょう
4番 タイミングについて、単純にSQQではなく1小節の中の4拍子を意識していただきたいです

《QuickStep》
9番 体幹が使えてます
16番 可能性を持っているカップルです。男子の足元がやや弱く見えます。女子は非常によいです
20番 ベーシックがしっかりしており、音楽も丁寧に感じており非常によいです

■決勝
4番 ダイナミックで大きなムーブメントです。VWではアームの動きが気になりました
9番 VWで男子左アームが落ちています。Qの動きは滑らかです
11番 Wサポーティングフットに乗っている時間をもっと長くとってほしいです
     SFの音楽のとり方は決勝の中で一番よいでしょう。Qもよいです
12番 タンゴに音楽性を感じます。VWは安定しています
16番 女子がよいです。男子次第で今後も期待のできるカップルでしょう
17番 タイル・ライン共に良いものを持っていますが、後半パワーダウンしてしまいました
   基本的なことをしっかり身につけ、質を上げていってください
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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